物理と魔法の狭間に

物理×創作の話題を中心に

高校生が自分のやりたいことを見つけ勉強のモチベーションを上げる方法

 

 

  • 理系進学を考えてる高校生だけど、正直やりたいことが見つからないし、探し方も分からない…勉強のモチベーションが上がらない…
  • 何となく理系のことを勉強したいと思ってるけど、何から手をつければいいか分からない…
 
こんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか?
 
この記事を読むことで、
 
  1. 自分がやりたいことを見つける方法
  2. 今すぐ取り組める具体的な行動
 
が分かります。
 
私が忙しい大学院生活の中で自分のやりたいことを見つけた経験をもとに記事を書いてみたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
 
 
1. やりたいことを見つける方法
 
さっそく本題です。
私が考えるやりたいことを見つける方法はたった一つ、
「行動すること」
です。
「挑戦すること」と言い換えてもいいかもしれません。
そして、行動することで得られることは、「新しい発見」です。
この「新しい発見」こそが、あなたにやりたいことを与えてくれます。
今すぐ何か新しいことに挑戦してみましょう。
 
といっても、受験勉強や部活などで忙しい高校生が、ただ闇雲に行動しまくる、というのは効率が悪いです。
また、行動しろ、挑戦しろ、と言われても具体的に何をすれば良いか分からない方も多いと思います。
そこで、やりたいことを見つけるのに有効な方法を一つ紹介します。
 
その方法とは、
「本屋を使って自分の興味関心を知る」
という方法です。
具体的な方法は以下の通りです。
 
⑴ 本屋の専門書、技術書のコーナーに行く
⑵ 気になる本のタイトルと分野をメモする
⑶ 帰ってメモしたタイトルを分野ごとに分ける
⑷ 1番価値を感じる分野を決める
 
よく分かりませんね。
それぞれもう少し詳しく説明していきます。

 

⑴ 本屋の専門書、技術書のコーナーに行く

まずは本屋に行きましょう。

そして雑誌や漫画のコーナーを素通りして専門書、技術書のコーナーへ向かいましょう。

書店は、できれば専門書や技術書のコーナーが充実している大きめの書店が良いです。

 

⑵ 気になる本のタイトルと分野をメモする

専門書、技術書のコーナーに着いたらいよいよ作業開始です。

気になる本のタイトルと分野を最低20冊はメモしましょう。(多い分には構いません。100冊くらい気になる本があるという人もいるかもしれません)

「気になる」の基準として、その本から得られそうな知識に価値を感じるか、勉強したいと思えるか、といったことを考えてみてください。

世の中にはどんなことをしてお金を稼いでいる人がいるのか、という視点で見てみるのもオススメです。
分野については大抵書店の方で分けてくれていると思いますが、どうしてもわからない時は、本の「著者の経歴」を見ましょう。最初の数ページか、最後の数ページを探せば見つかると思います。著者がどんな学部学科の出身かをメモしておきましょう。
 
⑶ 帰ってメモしたタイトルを分野ごとに分ける
本のタイトルと分野を20冊以上メモしたら、さっさと家に帰りましょう。長居は不要です。
家に帰ったら、ノートでも何でもいいので、メモした本のタイトルを分野ごとに書き並べましょう。
もしここまでの作業で、気になる言葉や知りたいと思うことが出てきたらラッキーです。すでにやりたいことが見つかり始めている証拠です。さっそくネットで調べてみましょう。
 
⑷ 1番価値を感じる分野を決める
あとは決めるだけです。
分野ごとに並んだ本のタイトルを眺めて、この分野の本は価値を感じるものが多いな、と思うものを探しましょう。
そしてその分野の気になる用語や人を調べましょう。
 
ここまでの作業である程度、自分の興味関心について知ることができると思います。
しかし、それでも悩むものは悩むと思います。本当にこれでいいのかな…?と不安になると思います。
でも決めましょう。これも挑戦です。きっとその決断が、今後あなたの糧になるはずです。
 
どうしても決めきれなかったり、ピンと来なかったりしたら、もう一度⑴〜⑶をやってみましょう。
だんだん自分の興味関心の対象が分かってくると思います。
 
 
2. 今すぐ取り組める具体的な行動
 
上の作業を通して、何となく自分のやりたいことは見えてくると思います。
次はその「何となくやりたいこと」に対する理解を深めましょう。
先ほどもちらっと書きましたが、手始めに気になる用語や人、勉強してみたいと思う分野のことをネットで調べてみると良いと思います。(内容がよくわからない時はスルーしときましょう)
それと同時に、気になる分野の就職先やどんな職業があるかについて調べましょう。
年収比較サイトやまとめサイトを眺めつつ、求人サイトで気になる職業の求人募集の内容を確認してみるのがオススメです。
どんな資格が必要かとか、求められる知識や技術なんかが書いてあると思います。
例えば、
タクシードライバーなら運転免許が必要です。
プログラマーならプログラミングの知識や技術が求められます。
こんな風に調べていくと、
どんな勉強をしたらその職に就けるのか
が分かり、何から始めたらいいかがつかめてくると思います。
 
 
参考として、今すぐ取り組める私のオススメを紹介しておきます。
手っ取り早く何か始めたいという方は参考にしてみてください。
 
私のオススメの行動は、
  • プログラミングの勉強を始める
  • 数学の勉強をする
  • 物理の勉強をする
です。1番オススメしたいのはプログラミングで、次点で数学、物理といった感じです。
 
もう少し詳しく紹介します。
 
  • プログラミング
分野としては情報系、ということになるでしょうか。
ぶっちゃけ今の時代、プログラミングが出来れば仕事が無いということはまず無いです。
プログラミングの知識や技術が必要とされるIT業界では、以前から人手不足が深刻なのに対し、プログラミングのスキルを持つ人への需要は高まる一方です。
また、今成長している企業や、世界で最も利益を出している企業は、IT系の企業が中心です。
そして、プログラミングにはパソコン一台あれば始められるお手軽さがあります。
プログラミング初心者向けの情報は調べればいくらでも出てきます。
気になったら調べて実践してみましょう。

ゲーム作りに興味があるなら以下の本がオススメです。

初心者でも「コード」が書ける!  ゲーム作りで学ぶ はじめてのプログラミング

初心者でも「コード」が書ける! ゲーム作りで学ぶ はじめてのプログラミング

 

少し高いですが、それだけの価値はあると思います。

 
  • 数学、物理
プログラミングには及びませんが、つぶしが利くので数学、物理もオススメです。
巷では数学科や物理学科へ行っても研究職になれなければ終わり、みたいな話がありますが大ウソです。
大手メーカーやIT企業、外資系の有名企業など就活生が聞いたら羨むような企業に就職する人が大量にいます。
もちろん学生生活をダラダラとなんとなく過ごしていた人はかなり苦労していましたが、それはどの学部学科でも同じことが言えると思います。
また、なぜ数学や物理を勉強するのが良いかというと、数学や物理の知識は本当にいろんなところに使われ、応用されているからです。
知っておくといろんなことを理解する助けになってくれます。
そして、大学へ入り数学や物理という非常に応用のきく学問を学びながら、もう一度自分のやりたいことについて考える時間を作ることもできます。就職の幅が広いということは、そこでやりたいと思ったことに挑戦できる環境である可能性が高いということです。
私はこれがとても良いことだと思うので数学、物理を勉強することをオススメします。
 

手始めに以下の本を読んでみると良いと思います。

はじめての物理数学は微積分の勉強を力学に絡めて勉強できます。

今日から使える物理数学はさらに広い領域の物理のための数学を勉強できます。

少し難しいかもしれませんが読み物としてどうぞ。

 
さて、今回は
  • やりたいことを見つけるための方法(結論、行動あるのみ:本屋へ行こう)
  • 今すぐ取り組める具体的な行動(オススメはプログラミング、次点で数学、物理)
という話をしました。
大事なのは、これをする、と決めてさっさと実践することです。
 
少しでも役に立てば幸いです。